こんにちは、キャリコン社労士の田邊雅子です。
今年の6月に、厚生労働省のセルフ・キャリアドック普及拡大加速化事業が始まりましたね。セルフ・キャリアドック制度の導入を検討したい会社が依頼すると、無料で支援が受けられるそうです。そのことについて、質問を受けました。
Q
キャリアコンサルタント10万人計画なんて言って増産しながら、国はいったい何を考えているのでしょう?助成金が終わって、このような無料のサービスが始まって、キャリコンは干上がっちゃうじゃないですか?
A
そうですね、確かに、一瞬そう思えますね。でも、私は、そんなに心配しなくても大丈夫だと思っていますよ。
ちょうど、公立学校と塾や私立学校に似ているかもしれません。国のサービスが公立学校、フリーランスのキャリアコンサルタントが塾や私立学校です。塾や私立学校は、公立学校を良く調べて、彼らがしないサービスをうたい、お客様(こどもを入塾・入学させてくれる親)を集めています。たとえば、公立学校が教えないようなことを教える塾、公立学校では取りこぼされる子どもを専門に教える私立学校などです。そうなってくると、公立学校と塾や私立学校は、別に敵同士ではありません。ともに子どもを育てる仲間同士とも言えます。それと同じように考えればよいのではないでしょうか?
また、また、
Q
なるほど、そのためには、「セルフ・キャリアドック普及拡大加速化事業」が何をするのかよく知らないといけませんね。
A
そうなのです、そして敵同士になるのではなく、企業とそこで働く人の両方が良くなることを目指す仲間として、共存共栄していけたらいいのではないか?と思います。
いかがでしょうか?「セルフ・キャリアドック普及拡大加速化事業」について、機会があったらまた詳しくご紹介もしていきたいと思います。