3期 柴田 登子さん

Q:今、企業領域でどんな仕事をしておられますか?

A:中小企業のキャリア面談とそこから得られた課題と対応策の提案。キャリア教育をはじめとした企業研修。セクシュアルマイノリティの従業員への対応支援。

Q:どうやってその仕事をするにいたりましたか?

A:昨年度は厚生労働省の事業内でセルフ・キャリアドックの担当キャリアコンサルタントとして活動していました。人材開発支援助成金によるキャリア面談の導入トライアルを継続支援に導き、現在も定期的に面談している企業もあります。

Q:プロキャリ塾で学んだことが現在どのように生きていますか?

A:企業での面談で費用を支払っているのは企業。だから従業員目線だけではダメだということ。報告書作成や課題解決の提案など「カウンセラー」としての対応だけでなく「コンサルタント」としての支援が必要であるという意識を叩き込んでいただいたことで、より企業領域での活動が円滑に進められるようになりました。

Q:プロキャリ塾で学んで特に良かったと思うことは何ですか?

A:素晴らしい仲間をたくさん得られたことです。キャリアコンサルタントとして専門性を高めることはもちろん大切なのですが、企業支援をしていると専門外の対応を余儀なくされることが多くあります。その広範さに個人でそれらの知識・経験を得るには限界があるところを、プロキャリ塾では障碍者支援ならこの人、発達障害ならあの人、と様々な分野のエキスパートがいて、お互いの知見をどんどんシェアして各自のコンサルティングの質を高めあっています。

Q:今までの苦労話を教えてください。

A:外部支援によるキャリア面談は社会に定着していないので、まだまだ抵抗を示す従業員の方が多いことです。こうした方々にキャリア面談の意義から説明し、理解を得るところから始めたこともありました。ただ、こうしたケースほど実は職場に問題を抱えており、あとで「相談してよかった」となることが多くあるので、より慎重に対応するようにしています。

Q:企業領域で活躍したい後輩へのアドバイス

A:企業領域案件は待ちの姿勢では得られません。まだまだ外部機関のキャリアコンサルティングは普及しているとは言えないので、自分で企画・営業し、企業に一からキャリア面談の制度を導入させることから始めなければなりません。そのためにも企画提案のスキルを身に着けること、そして営業先を得るための人脈とフットワークの軽さが必要です。求人を探すのではなく自分で案件を作りましょう!

柴田 登子さんのwebサイト: https://www.libero-firm.com/